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宇治川のテナガエビを採ってみました

 

蒸し暑い日が続きますね。

 

毎年この時期になると、息子と夕涼みも兼ねて宇治川にテナガエビ取りに行っています。

 

今年も川の水量が減ってきたので、わんどに採りに行ってみました。

 

「こんなところにいるの?」と思われる方も多いですが、梅雨時はテナガエビ採りの季節です。

 

 

 

流れの少ないわんどなので、マリンシューズとヘッドライト、網とバケツで準備完了です。

 

本流だと深いところがあると危ないのでライフジャケットを着た方が良さそうですが、そもそも夜の川は怖いので浅いわんどの方が安全です。

 

 

息子は水の中にザブザブ入っていって捜索中です。

 

 

わかりにくいかもしれませんが、真ん中の石の右側に手長エビさんがいます。

 

けっこうすばしっこいので二人で網で挟み撃ちしたりすると簡単に採れます。

 

 

 

今回は大小あわせて7匹でした。

 

手が長いのがオスで、短いのがメスです。

 

抱卵しているメスは来年のために逃がしてあげます。

 

 

家に帰ったらきれいなカルキを抜いた水に入れて、泥抜きを行います。

 

一晩経ったら、こんなぐらい糞をしています。これを見てしまうと、食べる前に泥抜きをしっかりしたいところです。

 

共食いしそうでしたので、大きさを分けてバケツ数個で泥抜きを行いました。

 

夏場は酸素不足で死んでしまうので、ブクブクをしてあげると良いです。

うちは数匹ずつ分けていたのでブクブクまではしなくても大丈夫でした。

 

高水温にも弱いので昼間はクーラーをの効いたリビングに置いておいたのですが、奥さんからかなりイヤな顔をされました(;^_^A

 

二日ほどしたら体のう〇ちも抜け切るので、そこから〆ます。

 

ボールに手長エビさん達を入れて、ラップを貼ります。

そこから料理酒や焼酎を浸します。

 

すると、エビさん達は激しく飛び跳ねますのでラップが必要です。

しばらくするとお★さまになられるので、水気を切って料理の準備が完了です。

すぐに料理しないときは水気を切ってジップロックに入れ空気を抜いて冷凍庫に保管しておきます。

 

 

 

まずはテナガエビの素揚げです。

 

カリっと揚げて塩を振りかけ、シンプルなお味を堪能できます。

 

 

 

後日、他の日にも採りに行ったエビを使って料理しました。

 

 

 

テナガエビのから揚げです。

 

コアユなどと一緒に揚げました。

 

 

テナガエビのパスタです。

 

ニンニクと一緒に揚げ焼きにして、醤油味の和風パスタにしてみました。

末っ子はこれをえらい気に入っていました。

 

スーパーで売っているエビと違って、泥抜きなどの処理も手間ですが、この時期だけ楽しめるテナガエビ、一度採ってみて食べてみてはいかがでしょうか。

 

網で採るだけでなく、釣りでも釣れますよ。