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友ヶ島で要塞跡の探検 ラピュタ島

 

和歌山の加太町にある友が島に行ってきました。

 

 

友が島は明治時代、大阪湾などを敵の船から守るため、淡路島、和歌山の本州側などと大砲を備えた要塞が作られました。

 

幸い、これらの要塞は敵と戦う事も無く終戦を迎え、備えていた大砲などは撤去されました。

 

明治時代に建設された砲台跡はレンガ作りで、長い年月が経った姿はまるで映画のラピュタの天空の城のような趣きで観光地として人気があります。

 

 

 

宇治からは高速道路で第二京阪から近畿道、阪和道と通って和歌山北ICから20~30分ほどで加太に到着します。

 

まずは駐車料金を支払い、友ヶ島汽船で乗船チケットを買っておきました。

 

10時前に着いたので、11時発のチケットを購入し、ご飯を食べることにします。

 

 

 

 

近くの淡島神社の参道にある満幸商店さんでシラス丼を食べました。すごい大盛りです。

 

以前、この加太には磯遊びに来たことがありましてその時もここでシラス丼を食べました。

 

その時気になっていたメニューがありましたので今回注文してみました。

 

 

それが、このわさびスープです。

 

前回、周りの人がほとんど注文されていたのでめっちゃ気になっていました。

 

タイのアラで出汁を取ったスープに刻んだワサビを入れて飲むととても美味しかったです。

別でうどん玉を頼んで入れて食べました。おじやもできるようです。

 

 

お腹もいっぱいで乗船時間が来たのでいよいよ出発です。

 

加太から友ヶ島までは20分の船旅です。

 

 

友ヶ島に到着しました!

 

帰りに時間があったら、桟橋で釣り仕様と竿も持っていきましたが残念ながら釣りは禁止の模様です。

 

 

桟橋を降りると昔の大砲の弾が置かれていました。

 

 

それではさっそく砲台跡を目指します。

 

 

途中の展望台。遠くに灯台も見えます。

 

 

人気のある第三砲台跡です。

 

重厚なレンガ作りの建物が幻想的です。

 

 

ここは兵舎なのでしょうか。窓もあって奥の部屋はつながっています。

 

 

地下に降りていく階段がありました。

 

 

中はライトが置かれていますが暗いので懐中電灯が必要です。

 

探検気分でテンション上がります。

 

 

弾薬庫の跡でしょうか。頑丈そうな作りの部屋です。

 

 

写真で有名な砲座の跡に水が溜まっている幻想的な場所です。

 

じっくり見たいですが蚊がすごいです。

 

 

この第3砲台跡は砲台2基分が4か所ありまして他の3か所は水も溜まっていないのでゆっくり見ていられます。

 

こんな場所からどうやって撃つの?と息子が聞いていましたが、日露戦争で旅順攻撃に使用された28センチ榴弾砲が置かれていたようです。デカくて短い大砲を迫撃砲みたいに山なりに撃つようです。

 

 

将校宿舎跡。当時は内部も純和風の作りで宴会とかを楽しまれていたんでしょうかね。

 

 

続いて海軍聴音所跡に上ってみました。

ちょっと坂できついですが良い眺めです。

 

 

中はめっちゃ廃墟でしたが、ここで侵入する敵の潜水艦を海底に敷いた聴音機で発見するための施設です。

 

こんなところで来る可能性の少なそうな敵をずっと見張っているのは大変そうですね。

 

 

灯台です。今も使用されているんでしょうか?白くて美しいです。

 

 

灯台の横には第一砲台跡がありました。ここは傷みがあるようで中には入れませんでした。

 

 

こちらは第二砲台跡、波の浸食で土台が崩れ、中には入れないようです。

 

 

海沿いを歩くと海岸が見えます。

 

 

こちらは第五砲台跡です。

 

他の砲台と比べたらこじんまりとした砲台です。

 

 

ここには12センチの大砲が備えられていたようです。

 

 

もうひとつ、第四砲台というのが島の西側にあるようですが時間と体力的にちょっときびしかったので見送りました。

 

 

迎えの船が来るまでは、島唯一のカフェ、らぴゅカフェで休憩しました。ソフトクリームは自分でまくようで、やってみましたが綺麗にまけませんでした。

 

コーヒー飲みながら、静かな海風が心地よく休憩できました。

 

 

港に戻ったら防波堤でちょっと釣りをして帰りました。豆アジが沢山釣れたので次の日にから揚げにしました。

 

今回の友ヶ島はめっちゃ歩いて疲れましたが見どころが沢山あり楽しかったです。

 

 

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