お相撲さんのしこふみの動作は足腰の筋力トレーニングに効果的ですが、筋力の少ない方がいきなりシコを踏むのは難しいです。
そこで、しこふみ前の基本姿勢である「腰割り」ならだれでも簡単に足腰のトレーニングをしやすいので詳しく説明していきます。
腰割りの動作で股関節をひらく事によって、骨盤周りや股関節の筋肉をトレーニングする事ができます。
腰割りを行っていくと股関節も可動範囲が広くなり、太ももの内転筋や大腿四頭筋、お尻の大殿筋など、さらに腰を深く沈める事で上半身を支える腸腰筋などをトレーニングできます。
これらの動きをつけていくと、体幹が強くなり、姿勢の保持や血流やリンパの流れ、内臓の動きなどにも良い影響が出てきます。
腰割りを行うための4つのポイント
・両足を肩幅より広めに開きます。
・ヒザとつま先を外側に向けます。
・かかとの内側、内くるぶしの真下に重心をかけます。
・上半身はリラックスした状態で背筋を伸ばします。(猫背にならないように注意!)
・そのままお尻をまっすぐ下ろします。
・この時、無理に腰を落とそうとするとヒザが前に出てしまい、ヒザ関節に負担がかかります。
足首、ヒザ、股関節が90度の角度になるように気を付けてみましょう。
・回数の目安は、1セット5回を1日5セット程行ってみましょう。
スクワットより体の負担が少なく、お手軽にできるトレーニングですのでどうぞ。